仕事が任されない「社内ニート」のリスクと脱する方法

毎日出社はしているものの、会社で仕事がない「社内ニート」が増えています。仕事をせずとも給料がもらえるため、うらやましいと感じる方もいるかもしれませんが、実は社内ニートには様々なリスクがつきものです。

この記事では社内ニートの実情や、社内ニートが発生する理由について紹介します。自分も社内ニートかもしれないと思う方は、ぜひ参考にしてください。

社内ニートとは

社内ニートとは、雇用されて出勤しているものの、担当する仕事が少ないために暇を持て余している社内失業者のことを言います。仕事はほとんどしていないにも関わらず、正社員ではあるため給料は毎月支払われます。社内ニートには主に次のような特徴が挙げられるので、該当していない確認してみてください。

  • 仕事が回ってこない
  • 自分で何をしていいのか分からない
  • 雑用しか任せてもらえない
  • 仕事がすぐに終わるため、残りの時間は暇を持て余している

仕事をしなくても給料がもらえるため、羨ましいという人もいるかもしれませんが、社内ニートを続けていると様々なリスクがあります。

社内ニートのリスク

社内ニートを続けていれば、当たり前のように会社に居場所がなくなります。仕事をせずに遊んでいる人間に対して、周りからは冷ややかな視線が届くでしょう。仕事で結果を出しているわけではないので、出世や昇給から無縁です。若いうちはいいですが、そのような状況が続くと次のようなリスクが考えられます。

将来への不安が大きくなる

社内ニートを気楽に考えている人でも、いつしか将来について考えた時に大きな不安を抱えることになります。今は社内ニートでも給料をもらえているかもしれませんが、仕事をしていないので仕事に必要なスキルは身につかず、同僚や後輩は成長して出世していきます。いつまでもこのままではいられないと思いつつも、これまで仕事をしてきていないため、どう動いていいか分からず余計不安が募っていきます。

会社を辞めたくても辞められない

会社に居場所がなくて転職をしようにも、武器となるようなスキルや経験がないため、転職活動もうまく進みません。社内ニートで十分な貯金を持っている人は少ないため、会社を辞めて転職活動をしようにも生活ができなくなります。結局会社に居場所はないものの、今の会社に通い続けるはめになります。

社内ニートになる理由

なぜ社内ニートが生まれるかというと、主に次の2つの理由が考えられます

個人の問題

社内ニートになる人自身に原因がある場合です。極端に仕事ができなかったり、上司や同僚とのコミュニケーション能力が低いことなどが挙げられます。指導をうけても同じミスをしてしまったり、人よりも仕事が遅いと、そのうち仕事を任されなくなってしまいます。やる気はあっても、コミュニケーションによってやる気がないように見える場合も、徐々に仕事を任されなくなっていくでしょう。

組織の問題

社内ニートは必ずしも個人の問題だけではありません。人員配置や教育体制がしっかりしていないことで社内ニートが生まれることもあるのです。むしろ、能力が低いのも教育がうまくされていなかったり、その人を活かせる仕事を任せていないことを考えれば、組織の責任は大きいでしょう。また、全体の仕事量に対して人数が多すぎる場合は、必然的に社内ニートが生まれることになります。

社内ニートを脱出する方法

社内ニートを脱出するために、周りに「仕事ができる人間」だと認めてもらうしかありません。そのためにも次のようなことを心がけてみてください。

今ある仕事で120点を目指す

現在少ないながらも仕事があるという方は、まずはその仕事で120点を目指してみましょう。言われたことを完璧にこなすだけなら100点なので、残り20点の価値が生み出せないか考えてみましょう。例えば単純な作業を自動化して作業時間を短くし、その方法マニュアル化するなど、改善できることはきっと見つかるはずです。ただし、120点を目指すあまり余計に時間をかけすぎると、仕事が遅いとおもわれてしまうので注意しましょう。

周囲としっかりコミュニケーションをとる

周りとコミュニケーションをうまくとれてないと感じる方は、まずは必要最低限のコミュニケーションをとれるようにしましょう。必要最低限とは業務に関する「報告・連絡・相談」です。上司は単純に仕事がないことに気づいていないだけかもしれないので、しっかり報告と相談をするだけでも解決する場合もあります。

周りの仕事を手伝う

仕事は自分で作っていくものです。上司とコミュニケーションがうまくとれるようになってきたら、自分から仕事をもらいにいきましょう。上司がどの仕事を任せるか迷っていたら自分から「〇〇の仕事をやらせてください」と言ってみましょう。任せてもらえるかはわかりませんが、やる気だけは伝わるはずです。やる気が伝われば、次からできる仕事から任せてもらえるようになるでしょう。

 

一度社内ニートになってしまうと抜け出すのは容易ではありません。もし自分に社内ニートになりそうな不安を感じている方は、社内ニートになる前に対策を練っておきましょう。任された仕事で120点を目指し、周りとしっかりコミュニケーションがとれていれば、そうそう社内ニートになることはないでしょう。

投稿者: kohei.suzuki

ビジネス系フリーライター。人材紹介会社での経験を活かし、経営者の取材や採用ページの作成をしています。スイーツと激辛料理には目がありません。