コロナ禍でも採用ニーズの高い職種とは

新型コロナウイルスの影響で、多くの業界が大きな影響を受けています。売上が低迷して採用をストップする企業がある一方で、業績を伸ばして採用を続けている企業も少なくありません。しかし、全ての職業を採用しているわけではなく、採用ニーズの職種には偏りがあります。

今回はコロナ禍においても採用ニーズの高い職種を紹介していきます。場合によってはこれを機にキャリアチェンジを考えるのも賢い選択だと思うので、参考にしてください。

2021年の転職市場

まずは2021年の転職市場はどうなっているのか見ていきましょう。大手求人サイトDODAが発表した「転職求人倍率レポート(2021年1月)」を見てみると、求人倍率は前月比-0.19ptの1.83倍となりました。

求人数、転職希望者数ともに増加したものの、転職希望社数の増加のほうが大きいため、求人倍率は低下しています。

求人数は前月比で104.2%、転職希望者数は114.8%です。1月は緊急事態宣言が発令されましたが、1回目に発令された2020年4月5月と比べると、Web面接が普及したことで大きくは採用が冷え込まなかったことと推測されます。

また、来期以降の事業成長を見据えた採用を進める企業や、2021年度の新卒採用だったことによる人材不足を中途採用でカバーする動きも求人数の増加に繋がったと考えられます。

一方で例年と同様に4月入社を目指す動きから、転職希望者数が増え求人倍率は下降しました。

コロナ前に比べれば求人数は激減したものの、最もひどかった2020年4月ごろから右肩あがりで増えています。決して楽観的にはなれませんが、しっかり準備をして転職活動に臨めば転職でキャリアアップを目指すのは無理ではないでしょう。

求人数の多い職種

では実際に求人数の多い職種について見ていきましょう。

ITエンジニア

コロナの影響によりリモートワークやオンライン営業の影響によって、私達のライフスタイルや働き方は大きく変わりました。それを支えているのがITサービスであり、その開発を担うITエンジニアの採用ニーズは高まっています。

コロナの影響が業界にとって追い風となったことに加え、リモートワークに対応できる仕事でもあることからコロナ前よりも積極的に転職活動が行われていると言えます。求人倍率を見ても8.8倍と他の職種とは比べ物にならない高さです。

今はプログラミングを学ぶ環境や、エンジニアに特化した転職サービスも増えているため、エンジニアにジョブチェンジしやすい時代とも言えるでしょう。転職のサポートまでしてくれるプログラミングスクールもあるため、カリキュラムを通して技術さえ身につければ、注目の成長企業に転職するのも夢ではありません。もし手に職をつけたいと考えている方は、今からでもエンジニアを目指すのは遅くないでしょう。

営業

意外に思うかもしれませんが、このご時世でも営業の採用ニーズは非常に高いです。なぜなら営業がいなければものが売れず、業績を回復することもできないからです。

しかし、ご存知の通りコロナの影響で営業のスタイルは大きく変わりました。これまでの訪問や展示会といったリアルの営業から、オンラインツールを活用した営業スタイルが注目を集めています。

それにより、求められる営業のスキルセットも変わってきています。社内にオンライン営業のノウハウを持たない会社も多いため、新しく採用する営業にはオンラインの知見を求めているのです。

そのため、従来のリアル営業の経験しかもたない方よりも、少しでもオンライン営業に知見や経験のある方のほうが採用市場では強いと言えるでしょう。これから転職を考えている営業職の方は、オンラインでのツールはもちろんオンライン営業に必要な組織設計についても学んでおくのがおすすめです。

建設エンジニア

建設設計、工事監理、施工管理、施工図設計、CAD(キャド)オペレーターといった建設エンジニアの採用ニーズも高いです。高度経済成長期以降の公共インフラや建造物の改修・建て替えが必要性なことから需要が高まっています。

これまでは建設業界は残業時間が長く、ブラックな環境だと批判されてきました。しかし、昨今は働き方改革も進み、残業時間が短くなるなど働きやすい会社も増えてきています。業務の効率化のためにITシステムを取り入れるケースも増えているため、一昔前と比べると現場での働き方は見違えるほどスマートになっています。

採用のニーズの高まりとともに年収も高くなってきているため、徐々に人気となっています。未経験求人もあるので、建設エンジニアに興味があったものの経験がないために諦めていた方は、これを機にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

コロナの影響で働き方やこれからの仕事に不安を感じている方も多いと思いますが、こんなご時世でも企業は採用を続けていますし、転職を成功させている方はいます。闇雲に転職活動を続けてもうまく行かない時は、どんな職種が採用されているのか考えてみるのもおすすめです。今を乗り切るだけでなく、10年後20年後のことも考えて求められる仕事を考えれば、賢いキャリアアップが期待できるでしょう。

お読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。
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投稿者: kohei.suzuki

ビジネス系フリーライター。人材紹介会社での経験を活かし、経営者の取材や採用ページの作成をしています。スイーツと激辛料理には目がありません。