企業選びの軸を固めて転職活動でのミスマッチをなくそう!

「転職活動では、企業選びの軸が重要である」と聞いたことがある方は多いでしょう。

企業選びの軸とは、簡単に言うと「働く上で大切にしたいこと」だと言えます。

本記事では、なぜ転職活動で企業選びの軸が重要なのかや、具体的な内容、企業選びの軸の探し方などお伝えしていきます。

企業選びの軸はなぜ必要?

まずは、企業選びの軸がなぜ必要なのかについて見ていきましょう。

ミスマッチを防ぐ

1つ目は、転職後のミスマッチを防ぐためです。

例えば、企業選びの軸を固めずに、単に年収が高かったから、という理由で転職先を決めてしまうようなケースです。

こうしたケースでは転職してから「給料は高いけどやりがいを感じられない」といったことになる可能性があるでしょう。

もちろん、「年収が高いこと」を企業選びの軸にすること自体が悪いわけではありません。しかし、もともと年収アップがもくてきでなかった方が、年収が高いことを理由に転職先を決めると後悔してしまう可能性が高いです。

企業選びの軸を固めておくことで、このようなミスマッチを防げます。

効率的な転職活動ができる

企業選びの軸を決めておいた方がいいもうひとつの理由は、転職活動を効率的に進められることです。

「地域に貢献できること」を企業選びの軸とすると、全国展開している企業ではなく、地元に根差した企業を選ぶことになります。

つまり、軸をしっかりと決めておくことで、当てはまらない企業を候補から外すことができるというわけです。

企業選びの7つの軸

企業選びの軸には、どのようなものがあるのでしょうか?代表的な7つの軸をご紹介いたします。

やりがいを感じられる

やりがいとは、仕事で充実感や満足感を得られている状態のことです。

具体例

  • お客様の課題を解決できる
  • 商品やものづくりに携われる
  • 地域に貢献している

成長できる

仕事を通して技術を身につけられる、資格を取るなど、自分の力を高めたいと考えているケースです。昇格や昇進を目指している場合にも、この項目に該当します。

具体例

  • 営業だけでなくマーケティングにも携われる
  • 専門職から管理職へのキャリアパスがしっかりしいる
  • 尊敬できる先輩社員が働いている

社会の役に立つ仕事がしたい

社会という大きな枠組みだけでなく、目の前のクライアントや社内の同僚など、他者の役に立ちたいと考えている場合です。

具体例

  • 空き家問題の解決に役立てる事業に携わりたい
  • 忙しい営業担当のサポートをしたい
  • 高齢者に住まいを提供するなど困っている方を助ける事業に携わりたい

仕事の裁量が大きい

裁量が大きいとは、自分で判断したり決定したりすることができる仕事が多い環境であるということです。指示されたことをこなすのではなく、主体的に仕事をしたい場合も当てはまります。

具体例

  • 20代でも管理職になるチャンスがある
  • 営業担当であっても、商品開発プロジェクトに携わることができる
  • 事業のアイデアなど社長と直接交渉しやすい環境である

スケールの大きな仕事がしたい

大きな建物に携わりたい、金額の大きい仕事がしたい、など、物理的な大きさだけでなく、レベルの高い仕事をしたい場合が当てはまります。

具体例

  • 大規模な商業施設などの開発にも携われる
  • 海外のクライアントが多い
  • 数十億円を超える取引を担当できる

誰と一緒に働くか

仕事内容よりも、働く環境や一緒に働く人を重視しているケースです。楽しく働ける、または、一緒に働く仲間から刺激を受けたいと考えているのであれば、ここに該当します。

具体例

  • 自分と同じ、20代で未経験の社員が多い
  • 社長の人柄に惹かれた
  • 気の合う知人がすでに働いている

3STEPでできる!企業選びの軸の探し方

最後に、具体的な企業選びの軸の探し方について、簡単にできる3STEPをご紹介します。

STEP1:転職しようと思った理由を考える

まずは、転職しようと思った理由を考えましょう。

転職しようと思ったということは、今の仕事や環境に何かしらの不満があるということです。

その不満を解決できる条件こそが、企業選びの軸になります。

例えば、「裁量権の小さいこと」が主な原因として転職を考えているとします。この場合は「裁量権が大きい企業を選ぶ」ことを軸になるというわけです。

できれば1つだけでなく、思いつく限り深堀りしていくことで、企業選びの軸が明確になっていきます。

STEP2:モチベーションが上がった瞬間を洗い出す

次に、モチベーショングラフを作ってみましょう。思い出せる一番古い記憶、例えば、小学生の頃から現在までのグラフをつくります。

まずは、印象に残っていること、うれしかったこと、悲しかったこと、がんばったこと、悔しかったことなど、感情が大きく動いたエピソードをすべて書き出していきます。

続いて、どうして印象に残っているのか、なぜそれをしたのかを考えてみましょう。

ここでは、理由を深く考えてみることがポイントです。「大会で優勝したいと思ったから」だけで終わらせるのではなく、「なぜ優勝したいと思ったのか」まで考えてみてください。

そうすることで、自分の強みや得意・不得意、好き・嫌いなどの共通点が見えてくるはずです。

STEP3:モチベーションが上がった瞬間に共通するもの=働く上で一番大切にしたいことを見つける

最後に、作成したグラフをみて、より高く、長くモチベーションを維持できるのはどんな仕事なのかを考察してみましょう。

どんなときにモチベーションが上がるのかを知ることで、企業選びの軸=働く上で一番大切にしたいことを見つけることができます。

例えば、「成果を挙げたことを正当に評価されたとき」や「お客様から感謝の言葉をいただいたとき」にモチベーションが上がっているのであれば、仕事の内容より人との関わりを重視する傾向にあることが分かります。

上記のようなケースでは、「社会の役に立つ仕事がしたい」を企業選びの軸にするとよい、と判断できます。

まずは企業選びの軸を探そう

転職活動では、企業選びの軸を探すところから始めるようにしましょう。その際には、企業選びの軸の具体的な内容や、見つけるための3STEPなど本記事でご紹介したことを参考に進めていくことをおすすめします。

投稿者: 逆瀬川 勇造

明治学院大学卒。地方銀行勤務後、転職した住宅会社では営業部長としてお客様の住宅新築や土地仕入れ、広告運用など幅広く従事しました。2018年よりP.D.Pを設立。WEBを通して不動産に関する問題解決を目指します。 保有資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、相続管理士