第二新卒は転職に有利?転職活動を成功させるための5つのポイント

求人票に「第二新卒」と記載されているのを見たことがありませんか?新卒に「第二」がついているので、若年層だろうとイメージはできますが、具体的にどんな人のことを指すのか知らない人も多いと思います。

実は、第二新卒という立場は、中途採用市場で有利に働くこともあります。まずは、自分が当てはまるのかどうか、チェックしてみてください。

そもそも第二新卒とは?

「第二新卒」と「既卒」は求人業でよく見かける言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

第二新卒とは

第二新卒とは、新卒で入社した後3年以内に転職する人を指す言葉として使われています。

ただし、明確な定義があるわけでないため、会社によって意味が変わる場合もあります。たとえば、新卒で入った会社から転職しようとしている人すべてを、年齢や経験年数に関わらず第二新卒と捉えている会社もあります。

既卒とは

既卒とは大学や短大、専門学校、高校などの卒業後、正社員として働いた経験のない人を指します。

つまり、第二新卒は「学校卒業後3年以内で、正社員としての就業経験がある人」、既卒は「正社員での就業経験がない人」という定義になります。

第二新卒で転職するメリット・デメリット

第二新卒として転職する際には、メリットだけでなくデメリットもあります。それぞれ見ていきたいと思います。

メリット

やりたいことができる可能性が高くなる

新卒で入社した会社で働いているうちに、就職活動ではわからなかったことを知ったり、やりたいことが明確になる可能性がぐんと高まります。

就職活動では憧れやイメージだけで仕事や会社を選んでしまう傾向が強いですが、仕事の経験を通して、「やりたいこと」「できること」が見えてくるというわけです。

第二新卒に積極的な企業が多い

第二新卒を採用したいという会社は多く、マイナビ転職 中途採用状況調査によると、62%の企業が第二新卒を積極的に採用したいと考えています。

理由は、主に2つです。ひとつは、基本的なビジネスマナーを身につけていること。就業経験があるため、転職先の企業では教育コストをかけなくていいというメリットがあります。

もうひとつは、柔軟性が高いこと。年齢的にも若く、企業のカラーに染まっていないため、職場に馴染みやすいと考えられています。

こうした理由から、第二新卒を積極的に採用したいと考える企業が多く、転職しやすい環境があるといえます。

デメリット

長続きしないのでは?と思われてしまう

第二新卒は、新卒から3年以内で転職活動を始めています。そのため、転職してもまたすぐに辞めてしまうのではないかと思われることが多いです。

新卒社員(プロパー)を大事にする会社も多い

企業によっては、就職活動を経て入社した「生え抜き」の新卒社員を大事にしている会社も多いです。新卒入社にしかないエリートコースがあったり、入社してから出世のスピードが明らかに違うケースもあります。

重要なプロジェクトを任されたり、役員になっているのは新卒社員だけという会社は、この傾向が強いといえます。

第二新卒の転職を成功させるポイント

最後に、第二新卒の転職を成功させる、5つのポイントを解説します。

転職で実現したいことを明確にしておく

転職で実現したいことを明確にしておかないと、「イメージがいいから」「給与が増えそうだから」…などなど、「なんとなく」会社を選んでしまうことになりかねません。

これでは、今の職場でも不満を解消したり、自分がやりたい仕事や理想のキャリアを実現することはできません。

例えば「いつか新規事業の立ち上げに携わりたい」から、そのために「若い人材にも新規事業立ち上げのチャンスのある会社を探している」など、会社を選ぶ際の軸を明確にしておきましょう。

在職中に転職活動をする

内定がもらえるまでは、退職を伝えない方が無難です。第二新卒であれば、仕事を辞めて転職活動を数ヶ月も継続できるほど金銭的な余裕はないはず。

お金がない、生活ができないという不安から、焦って会社を選んでしまうことにもなりかねません。仕事と転職活動を両立するのはたいへんですが、在職中に転職活動をするのがベストです。

転職理由はポジティブに伝える

事実はどうであれ、転職理由はポジティブに伝えましょう。たとえば、人間関係が良くない、職場の雰囲気が悪い、というのが退職理由だったとします。

これをそのまま伝えてしまうのは、NGです。ただの愚痴に聞こえてしまうからです。この場合は、「意見を出し合い、チームで作り上げていく仕事がしたい」など、理想の環境を伝えるようにすると、ポジティブになります。

実績+できることをアピールする

たとえ3年であっても、仕事で成果を残していたり、できるようになったことがあるはずです。

「売上No.1で表彰された!」など、華々しい実績でなくて構いません。「後輩へのサポートで感謝された」「オペレーションの見直しをしたことで、作業が効率化できた」「なんとか納期に間に合わせて、お客様に感謝された」など、日々の業務で得た経験や身につけたスキルがあるはずです。

  • やりがいや成長を感じたことと、その理由
  • 業務の中で一番楽しかったことと、その理由

この2つを考えてみると、実績・できることが見つけやすいので、一度ぜひ、考えてみてください。

意欲や熱意、今後、やりたいことを伝える

「すぐに会社を辞めてしまうのでは?」という不安を払拭するためには、応募先企業で何をしたいのか、熱意を持って伝えることが必要です。

自分がやりたいことだけでなく、会社にどのような貢献ができるのかを伝えられるとより効果的です。

昔は一度入った会社をすぐ辞めることは印象が悪い風潮がありました。しかし今は、新しいチャレンジをしようとしているとして好評価に繋がることが増えています。

もし不安があるなら、一度、転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。あなたの疑問や不安を解消する助けになってくれるはずです。

投稿者: kohei.suzuki

ビジネス系フリーライター。人材紹介会社での経験を活かし、経営者の取材や採用ページの作成をしています。スイーツと激辛料理には目がありません。