面接で見られているポイントは?気づかないうちにやりがちなマナー違反も解説

書類選考は通過するのに、面接でいつも落とされる。

そんな悩みを持っている方は、面接時のマナーに問題があるのかもしれません。どんなに高学歴でも、優秀な経歴があっても、マナーができていない人はお客さまの前に出せませんし、チームで働けない印象を与えてしまいます。

今回は、面接官がどんなポイントをみているのか、不動産業界・建設業界の職種に絞って紹介していきたいと思います。

採用担当者は面接でどこを見ている?

営業系と技術系の職種では、面接で見られているポイントは同じでも、その意味合いはまったく変わってきます。具体的にどんなところを見られているのか、それぞれ確認していきましょう。

営業系

営業職を志望している場合、もっとも重視されるのが第一印象です。営業職で第一印象がよくないのは致命的です。第一印象の悪さを覆して成約するのは至難の技だからです。

身だしなみの清潔さや表情の明るさはわかりやすい指標ですが、言語化できない部分も多いもの。鏡を頻繁にチェックするだけでなく、ぜひ一度、友達にコメントをもらってみてください。自分では気づかなかったポイントを指摘してもらえることもあります。

続いては、受け答えの仕方。これも営業の仕事に直接影響する内容です。受け答えがスムーズにできなかったり、相手に不快感を与えてしまう人は営業向きとは言えません。自分の声を録音してみて、明るく気持ちのいい受け答えができているか確認してみてください。

もうひとつ重要なのが、誠実さ、素直さ。実際に誠実かどうかは付き合ってみなければわかりません。ですが、質問に対して嘘をつかない、相手のいうことを素直に受け入れるようにすると、初対面でも誠実な印象を与えることができます。

技術系(建築/土木)

技術系で見られるポイントも、営業系と大きな違いはありませんが、その意味合いが微妙に違います。

お客さまと直接話す機械の少ない技術系の職種でも、第一印象は大事です。あまりにも愛想のない人とは、一緒に働きたいと思えないからです。

誠実さと素直さも大事です。自分のやり方を頑固に押し通してしまうことで、大きな事故に繋がる可能性もあります。ミスなどを素直に報告できるかどうかは、技術と同じくらい大事なことです。また素直な人は、先輩や現場の職人さんなどにも可愛がられます。

営業のようにお客様(エンドユーザー)と接することがなくても、チームで働く上で、受け答えがスムーズにできるかどうかは重要なポイントです。

トークが上手いかどうかや、会話の内容がおもしろいかどうかは関係ありません。まずは、すぐに返事をする、目を見て話す、など、基本的なことがきちんとできていればOKです。

面接でやりがちなNGマナーと対策

続いて、面接の際にやってしまいがちなNGマナーについても見ていきましょう。癖などもあると思いますが、意識をするだけでもずいぶんと変わるもの。自分に当てはまるものがあれば、ふだんから気をつけて行動すると、いざというときに慌てずにすみます。

最初と最後のあいさつができない

最初の挨拶ができないのは、第一印象として最悪です。意識すればかならずできるようになるので、今日からでも挨拶をしてみてください。

最後の挨拶は、面接が終わったという開放感から忘れしまうことが多いようです。「家に帰るまでが遠足」という言葉がありますが、「家に帰るまでが面接」です。最後まで気を抜かないようにしましょう。

落ち着きがない

しきりに髪を触ったり、貧乏ゆすりをするのも面接官の印象を大きく下げてしまいます。無意識にしている場合が多いので、自分に変な癖がないか気付くことから始めましょう。

面接の練習をして、面接に慣れておくと本番の緊張も抑えられます。さらに余裕があれば、面接の様子を撮影しておくと、無意識にしている癖にも気づけます。

面接官と目を合わせられない

面接中に面接官とまったく目を合わせないのは、コミュニケーションが得意ではないことや、不誠実な印象を与えてしまいます。普段から目を見て話すように意識することから始めてみましょう。

目を合わせると緊張してしまう方は、鼻や口など目に近いところに視線を向けるようにしましょう。本来は目を見るのがベストですが、視線を下に向けたままよりは、ぐっと印象がよくなります。

声が小さい、話すスピートが速すぎる/遅すぎる

話す声の大きさやスピードについては、自分ではなかなか気づけません。そこで、ふだん話している様子を録音して聞いてみましょう。

違和感を感じる場合は、早口になっていることが多いです。まずは、子供や高齢者に話しかける時のように、声を大きくする、ゆっくり話すことを意識してみてください。

また友達やキャリアアドバイザーに面接の練習相手になってもらい、自分の声が聞き取りやすいかどうかフィードバックをもらうのもいいでしょう。

人の話を聞かない、一方的に話す

聞かれた質問に対して的確な答えが返せない場合、

  • 人の話を理解できない/理解しようとしない
  • 会話のキャッチボールができない(コミュニケーションが苦手)

と、思われてしまいます。

普段から、相手が何を聞きたいのかを考えながら話すようにすることで、的確な答えを返せるようになります。

また、相手が話し終える前に答えるのもマナー違反です。緊張していてタイミングが早くなってしまったり、思いついたことをすぐにしゃべりたい気持ちもわかりますが、相手が話し終えたあと、一呼吸空けてから話し始めるように意識してください。

イエス、ノーだけで答えてしまう

イエス、ノーだけで答えられる質問でも、ちゃんと文章で答えましょう。なぜイエス、ノーなのか理由を添えるだけでも、しっかりコミュニケーションができるという印象を与えられます。

また、質問に答えるだけでなく、質問の意図を深く考えて相手が知りたいことを先回りして答えるようにすると、会話のキャッチボールが続くようになります。

極度の緊張状態にある面接では、マナー違反をしていることも少なくありません。普段からマナーに気をつけることも大切ですが、面接の本番で緊張をしないように面接の模擬練習をしておきましょう。

緊張を抑えられるのと同時に、自分では気づかなかった癖やマナー違反にも気付くことができます。

投稿者: kohei.suzuki

ビジネス系フリーライター。人材紹介会社での経験を活かし、経営者の取材や採用ページの作成をしています。スイーツと激辛料理には目がありません。