女性が転職する理由4選!転職するのに適したタイミングとは

政府の後押しもあり、女性の社会進出が進んでいると言われていますが、実態はどうなのでしょうか?

今回は、どのような理由で転職する女性が多いのか、また女性が転職するのに最適なタイミングを考えてみたいと思います。

女性の転職理由で多い理由は?

まずは、大手求人サイト「DODA」の調査結果を参考に、女性に多い転職理由を見ていきたいと思います。

参考:みんなが退職を考えたきっかけは?転職理由ランキング2018<男女別>

転職でステップアップしたい!

終身雇用が崩壊した現在、転職によってステップアップを考えているのは男性も女性も同じです。「今の会社ではキャリアアップできない/希望の仕事に就けない」という理由で転職を考える方が、全体の中で最も多くなっています。

リーマンショックのあった2008年以降の数年は「会社の将来が不安」と僅差でしたが、昨年の調査では倍以上の差が開いています。

生活に不安がなくなったことで、自分の価値観やキャリアを重視する人が増えたのかもしれません。

仕事とプライベートを両立させたい

残業の多さや休日の少なさに不満を感じて転職を考える方は、男女ともに多いです。

直近5年間の傾向で見ると、男性の転職理由として挙げられている割合が2%増加しているのに対し、女性は2%低下しています。

給与が不満

プライベートを充実させたいという理由と並んで多いのが、給与の不安です。給与が不満で転職を考える方は、ここ数年右肩上がりで増えています。

  • 残業の多さや休日の少なさに不満を感じている女性が減っている
  • 給与に不満のある女性が増えている

…という2点を踏まえると、給与やキャリアアップを重視する女性が増えていることを表していると言えるかもしれません。

職場の人間関係が悪い

建前は「キャリアアップのため」と言っていても、本音は「人間関係」ということはよくあります。リクナビネクストが行なった調査によると、ランキング10位のうち3つが人間関係への不満です。

  • 1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
  • 2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
  • 3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
  • 4位:給与が低かった(12%)
  • 5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
  • 6位:社長がワンマンだった(7%)
  • 7位:社風が合わなかった(6%)
  • 7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
  • 7位:キャリアアップしたかった(6%)
  • 10位:昇進・評価が不満だった(4%)

引用:リクナビネクスト「退職理由の本音ランキング

上司からのパワハラや同僚との折り合いなど、人間関係の悩みにもさまざまあります。特に女性は、職場のグループに馴染めなかったことやトラブルが転職の引き金となってしまうことも少なくないようです。

女性が転職するのに、最適なタイミングは?

男女とも、新卒で入社した会社に慣れてきた頃—だいたい20代後半になると転職を考え始める人が増えます。

転職のタイミングは誰にとっても重要ですが、女性の場合はライフイベントや将来のことも考えた上で、転職のタイミングを慎重に検討する必要があります。

キャリアプランや夢、人生の目標は人それぞれだと思いますが、最低限、考えておくべきことをご紹介しておきます。

事務など、バックオフィスの人気職種は20代まで

総務や経理など、「バックオフィス」と言われる仕事に転職するのであれば、20代の方が有利です。

その理由はいくつかありますが、組織の若返りを考えている企業が増えていることが理由の一つにあります。ここ数年新卒採用の競争が激化しているため、第二新卒を採用して組織の年齢構成のバランスをとりたい会社が増えているのです。

さらに、就業経験のある「第二新卒」であれば基本的なビジネスマナーなどはすでに身につけているため、新卒に比べて教育のコストがかかりません。

こうした理由から、20代を積極的に採用する会社が多くなっています。

未経験の分野に転職する場合は20代、スキル・経験があるなら30代でもOK

未経験の仕事にチャレンジしたい場合は、20代のうちにしておいた方がいいでしょう。基本的に中途採用で入社する人に求められているのは、即戦力です。20代までであれば、これからの伸びしろがあると見てもらえますが、30代となると経験と実績が求められます。

30代になって転職をするのであれば、20代で経験してきた仕事、もしくはその関連職種に絞られてしまうことが多いです。

もし、将来的に就きたい仕事があるのであれば、多少のリスクをとっても20代のうちに経験し、できれば実績を残しておきましょう。20代で何をやってきたかが、30代での働き方や転職のしやすさを決めるといっても過言ではありません。

出産後の転職は難しい

多くの女性は、出産前後での転職活動や転職そのものに不安を感じていると思います。出産前と出産後、それぞれどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

出産前の転職:会社の制度を利用しづらい

出産前に転職活動をして、転職して入社した会社で出産をするというパターンです。

産休や育休、時短勤務など、女性が長く働き続けやすい制度を整えている会社も増えてきていますが、転職してすぐはなかなか利用しづらいものです。

せめて1年程度はしっかりと仕事に取り組み、同僚やクライアントと信頼関係を築いてから制度を利用するようにしましょう。

出産後の転職:時間の確保が難しい

今、勤めている会社で出産をする、つまり産休や育休などを取得して、子どもがある程度大きくなったら転職をするケースです。

急な病気など子どもの都合で、急に面接に行けなくなるといったこともあります。

現在の仕事の調整だけでもたいへんなのに、さらに転職活動のスケジュール調整も加わることで、転職活動をスムーズに進められないケースもよくあります。

実家の母に子どもを預かってもらう、夫に協力してもらうなど、周囲の助けを借りることが、このケースで転職を成功させる近道です。

転職市場における男女差というのは徐々に少なくなってきています。今回ご紹介した転職のタイミングも、同じことが男性にも言えるでしょう。

しかし、どうしても違いが出てしまうのが出産に関連する事柄です。出産後にどんな働き方をしたいのか、自身のキャリアを含めて、一度きちんと考えておくといいでしょう。

投稿者: kohei.suzuki

ビジネス系フリーライター。人材紹介会社での経験を活かし、経営者の取材や採用ページの作成をしています。スイーツと激辛料理には目がありません。