晒し物件の原因や対策!転職前に知っておきたい晒し物件について

晒し物件という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

言葉からなんとなくイメージできるものではありますが、実際はどうゆう物件でどのような対策が必要なのかはわからない方も多いと思います。

不動産業界に転職すると関わる可能性のある晒し物件の内容や対策等についてお伝えします。

晒し物件とは

晒し物件とは長期間未成約の物件のことをいいます。

いつまでも放置され「さらしもの」状態になってしまい、取り扱いに悩むことの多い物件です。

晒し物件になってしまう原因

なぜ晒し物件になってしまうのでしょうか?

長期間売れないのには、価格が高かったり条件が悪かったりとなにかしらの問題を抱えている場合がほとんどです。

晒し物件となる原因には次のようなことがあります。

物件価格に問題がある

晒し物件となる原因でもっとも多いのが物件の価格が相場よりも高く設定されている場合や、売主の販売希望条件が現実と見合わない場合です。

通常であれば、不動産を売り出してなかなか成約が決まらない場合は価格や条件を見直すものですが、原因を改善せずに売却を続けた結果晒し物件となってしまうケースがあります。

一度晒し物件とみなされると、その後の売却が難しくなるので、売却希望価格や条件は不動産会社の担当者と相談しながら適正なものにし、売れない場合は原因を探して改善していくことが大切です。

物件の状況に問題がある

崖地であるなど立地や建物自体の状態に問題があり晒し物件になるケースもあります。

後ろが崖である場合などは対策のための費用が高額になる場合もあり敬遠されるのです。

その場合は売却希望価格を大きく下げるか、対策をしたうえで販売すれば売れる可能性はあがりますが、必ず買い手が付くわけではないため売れ残った場合は対策に要した費用が無駄になってしまうので気をつけましょう。

また、物件の管理をせずに放置されている場合も晒し物件になる場合があります。

家の周りが雑草だらけで荒れ果ててしまうと買い手にとってのイメージも悪く、近所などでも悪い噂が広まってしまいより買い手が付き難くなってしまうのです。

物件の管理を不動産会社がしている場合は、管理をしっかり行いイメージを落とさないようにしましょう。

事故物件である

事件や事故などで人が亡くなってしまったいわゆる事故物件も晒し物件になる可能性が高くなります。

事故物件は通常よりも安値で売り出されるのが普通ですが、それでも敬遠されるものです。

ただし、事故物件自体の定義が曖昧で不動産会社によってその扱いは異なり、不動産会社には告知する義務はあるものの告知する期間については不動産会社によって異なるので注意が必要です。

しかし、価格が安ければ事故物件でも大丈夫という購入希望者もいるため、事故物件だから必ず晒し物件になるわけではありません。

原因が不明になってしまう場合もある

中には単に「売れ残っている」という理由だけで敬遠されてなぜ売れないのかわからなくなる物件もあります。

長期間売れ残ることで、不動産会社の営業担当も、売れ残っているということは何か理由があると考え、売れ残っていることは知っているが、なんで売れ残っているかまでは知らないというケースもあるのです。

その場合は売れ残りのイメージの払拭が必要となり、なぜ売れないのかしっかりと原因を追求して改善することが大切です。

晒し物件にしてしまわないための対策

一度晒し物件とみなされると、売却するのが難しくなりさらに売れ残ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

晒し物件にならないためにもしっかりとした対策が必要です。

売主にしっかり売れる価格を伝える

一般的に、売主は高値で売却したいため所有物件を相場よりも高く見積りがちです。

しかし、相場とかけ離れた価格では買い手はなかなか付かないものです。

周辺物件などの相場情報を伝え、客観的なデータを元に価格を決めてもらえるようにサポートしましょう。

販売開始後、売れ残りそうであれば値下げをする

販売開始後、3カ月程度売れないようであれば長期化する可能性が高いため、売主に対して値下げを相談することが大切です。

売主としては価格を下げたくないところでしょうが、晒し物件になってしますと大幅な値下げが必要になってしまうため、その前に価格を見直し売却できるようにしましょう。

売れない理由のほとんどは販売価格

物件が売れず晒し物件になってしまう問題のほとんどは販売価格にあります。

例えば、道路が狭い等何らかの問題がある物件であっても、そのことを見込んで相場よりやや安い価格設定にするなどすると買主が見つかる可能性は高まります。

もちろん、売主の売却方針次第ではありますが、売買仲介をするのであれば、売主にそうした意識を持ってもらうよう働きかけることも大切な仕事となるのです。

まとめ

晒し物件の原因と対策についてお伝えしました。

なかなか売れずにさらしもの状態になっている晒し物件は、ほとんどの場合は売買価格に問題があります。

売却価格を相場より高く設定している、売れないのに価格を下げていないなどの理由で売れ残ってしまうケースは多く有り、不動産仲介をするのであれば売主に適切な価格で売却をしてもらえるようサポートする必要があるのです。

不動産営業として転職するのであれば晒し物件についてしっかり理解し、売主のサポートの役に立てるようしましょう。

投稿者: 逆瀬川 勇造

明治学院大学卒。地方銀行勤務後、転職した住宅会社では営業部長としてお客様の住宅新築や土地仕入れ、広告運用など幅広く従事しました。2018年よりP.D.Pを設立。WEBを通して不動産に関する問題解決を目指します。 保有資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、相続管理士